2003/10/18〜19 | at趣味千山 |
リンクのお友達、趣味千山mac3さんがホスト役で、秋一番のお楽しみ、キノコOFF会に私は初めて参加した。 参加者は、ホスト役mac3さん&助手さん、sonetaさん、インクさん、nomo16さん、やまてつさん、そして私の計7名。 |
Photo by Yamatetsu |
素晴らしい秋晴れの下、珍しくて美味しい天然キノコ採りと、mac3さん&助手さんの温かいおもてなしを受けた。 やまてつさんとの新たな出会いもあり、またしても、私の人生にとって大きな扉が開かれたような、素晴らしいひと時を、私なりに素直な気持ちで綴ってみたが、人物描写に不適切な点は、なにとぞ語容赦を。。。 |
プロローグ
<mac3の策略> 8月の末、macさんからOFF会の打ち合わせをやりたい旨のメールが届き、9月4日の夜、第1回目の打ち合わせチャットが催された。 正直言うと、この時点では私はまだ、このOFF会への参加はまだあまり乗り気ではなかったのだが・・・、彼の策略にまんまとはまってしまったのだった。その策略とは、実に壮大なもので、話は今年の5月にさかのぼる。 4月に納屋の階段を踏み外して骨折入院してしまったことは、皆さんご存知のとおり。2ヵ月半も入院する大怪我だった。そうして病院でウジウジと治療をしている頃、5月の23日、夕食後の談笑をしている時に、突然mac3氏が、助手さんと魚菜氏を引き連れて現れた。 「どう?足の具合は。1ヶ月くらいかと思ってたのになかなかHPに帰ってこないから、生きてるのかと思って心配してたんだぞ。」 「夏の親不知OFF会までにはしっかり直しとけよ!」 などと、荒っぽいお見舞いと励ましの言葉を頂いた。 macさんとは昨年の夏に親不知OFFではじめて会って以来だ。私が飛び上がってびっくりしたのは言うまでもない。後に彼は、その手記の中で 「こんな見舞い客は予想できなかったろう。しかし私にとってはこれでよいのだ。私はビックリさせに来たのである。人を驚かすのが私の隠れた趣味なのである。」と書いている。 私は退院後、その手記を読んですごく感動した。例えネット上の付き合いはあるにせよ、実際には1度しか会った事のない人間に、こんなありがたいお見舞いをいただけるなんて、思ってもいなかった。妙高に向かう途中とはいえ、糸魚川近辺をあちこちうろうろ探しながら、わざわざ病院にまで駆けつけてくれた事、そして、そうまでしてビックリさせる・驚かせる対照に私がなっていた、ということを思うと、本当に嬉しく、感謝の念で胸が詰まった。 この事で私は、macさんに大きな借りを作ってしまった。そして同時に、趣味千山の暇人変人ワールドに、否が応でも引き込まれざるを得なくなってしまったのだった。策略とは少し言葉が乱暴だけれど、後にmacさんと一緒に温泉に入った時だったか、目ざとく私の足を見て「ああ、まだだいぶ腫れてるなあ・・・。」と、ちゃんと心配してくれる、実に優しい心温まるmacさんの人柄に、私は引き込まれてしまっていたのだった。 そんな按配なので、9月4日のチャット打ち合わせでは、その時点でまだ足が完治しておらず、痛みも残っているので、参加しようかどうしようかと、迷っていると、すかさず 「何をウジウジ迷ってるんだ、参加は決まりだよ。今はもう次の話をしてるんだ。」 っていう強引さで、参加を勝手に決められてしまったら、もう嫌とは言えなくなってしまったという訳だ・・・(笑)。 nomoちゃんが拾ってってくれるというし、山歩きが心配なら温泉に浸かっていればよし、大船に乗ったつもりで参加しよう、ということになった。そしてかくいう策略に喜んではまってしまう事が、macさんへの最大の恩返しであると、私は自分勝手に認識したのだった。 そういう意味で、これを私は、「mac3の策略」と、勝手に名付けた。 |
プロローグ・・・Prat Uへ続く
<1日目>・10月18日(快晴) | (マークは音声または、ムービーファイルです。) |
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<出会い> そんな道草の前だったか後だったか覚えていないが、やまてつさんから電話が入った。 「今、どの辺りまで来ました?」 「宮川村です、予定より少し早めに出たし、道も空いていたから11時半くらいには古川に入れそうですよ。」と伝えると、プツンと通信圏外になってしまった。こんな渓谷の中では私のAUは使い物にならない。 (まあ、いいや。古川町に入ったところでまた電話しよう。) 41号に進み古川町に入った辺りで、やまてつさんに電話連絡。 「飛騨細江の駅の前を通過しました。」 「すぐその後ろについてます。古川郵便局が見えると思うけど、そこに・・・」 その郵便局の駐車場が、やまてつさんとの記念の初対面の場所になった。 彼の顔はHP上で拝見していたが、背の高い律儀そうな第一印象だ。前から思っていたことだが、HPから想像するに、固い職業の人間というのが、その物腰からにじみ出ている。 彼のHP「恵比須の郷」を見るよくわかるが、地元に伝わる芸能や歴史などについて実に詳しく紹介されていて、どこかの町の公式HPのような雰囲気。まさに地域密着型HPの見本のような作りは、随所に彼の郷土愛が満ち溢れている。 以前にホウ葉味噌用の味噌を贈っていただいたり、最近では地域の農家とタイアップして、その自慢の農産物のプレゼント企画を催して、私もその恩恵にあずかったりした。 そんなこんなで、彼にはかなりの借りがある。今年の春、山アスパラをお送りしようと思っていたのが、入院していて出来なかった。だから今度の冬、日本海・海鮭の燻製を、腕によりをかけて作って贈ってあげようと思っている。 という訳で、私は彼に会えて本当に嬉しかった。いつかは何かの機会に会えるだろうとは思っていたが、こんなに早く実現するなんて、やっぱり強引に誘ってよかった。はたして彼はどう感じていただろうか・・・。 まあ、このOFF会に参加したからには、同じ穴の狢(ムジナ)として、これからさらに仲良くやっていくことに変わりない。要は同じ趣味嗜好であったり、気の合った者同志が、アウトドアな遊びの中でお互いの人間性に触れ合い、尊重し合い、楽しみながら造詣を深め、リンク友達としての友情を固めることだ。 人間は、様々な環境の中で、様々な性格を持ち、様々な生き方をしている。そして、それぞれがそれぞれに、家族や社会のしがらみの中で精一杯生きている。愛する家族の為に、あるいは何かしら社会に貢献するために、それぞれの仕事をしている。 その仕事を円滑に行うために、空いている時間を有効に使って仕事の英気を養う。(中には遊びの合間に仕事をしている、○○さんのような人もいるが・・・笑) |
その出会いの場所から、私はやまてつ号に乗り換えて、nomo号は後について行くことになった。 そこでまた、mac3隊長に連絡。 「越後隊、古川隊とただいま合流しました。これから集合場所に向かいます。」 車は高山盆地から、またしても山越えの坂道に向かった。 |
峠を越え、下ったと思ったらまた上り坂。本当に飛騨地方は山坂が多い。この山坂の間の谷あいや小さな盆地に、家並みがぽつぽつと続く。この辺りの家は大体同じような造りをしていて、比較的大きな家敷が多い。それらの家並みと田畑が、どこか牧歌的で柔らかな風景を演出している。 それまで杉林が多かった山肌とは違って、雑木と唐松が主体の様相に変わってきた。私が住むところは唐松というのはほとんど無い。同じ針葉樹でも、唐松というのは葉が茶色くなってやがては落ちるらしい。この唐松と雑木の混生林は、私のつたない知識によれば、キノコの種類が多く、“美味しい山”なのだそうだ。 これから向かう山もそんな感じなんだろうか。 最後にまた急な上り坂になり、次第に空気もひんやりとしてきた。ひんやりと言っても、素晴らしい晴天なので丁度気持ちの良い気温だ。白樺もだんだんと目立つようになってきた。 4・5日前に雨があったそうだが、今はかなり木々は乾いた様子で、こんなカサカサな感じで、はたしてキノコは出ているのだろうか・・・、などと余計な心配をしているうちに、集合場所のコンビニに着いた。 他に車はない。(あれ?こっちが先に着いちゃった・・・?)と思っていると、macさんから電話が入った。(後で記録を見ると、12時20分だった) すぐ上の展望台にいるのだという。ほどなくmac3号が下りてきて、中から4人、いつもの面々が出てきた。 macさん、助手さん、sonetaさん、インクさんと再会の握手。 何ともいえない一瞬のときめきと、これからどんな楽しいことが起きるだろうか、というちょっとした緊張感と期待感。それらが入り混じって、皆それぞれ最高の笑顔がほころぶ。 OFF会はこの集合の時のドキドキ感がたまらないのだ。 <雑木林にて> 我々はmac3号の先導で、そこから少し移動した所で車を離れ、道から少し外れた所のポイントに下る。 一帯はナラ一色の林だった。入るとすぐに陽の光がさえぎられ、下草が殆ど生えていない一種独特の空間。この“下草が生えていない”というところが、私にとっては一つの驚きだった。このあたりのナラの木は、それほど太くはないが背が高く、陽があまり射さない。それでもここ何日かの晴天続きで、足元はカサカサに乾いている。本当にこんなところにキノコが生えているのだろうか。 |
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Photo:Joshu |
木漏れ日の林をどんどん下りて行く。しばらくゆるい坂を下った平らな場所で、macさんが「この尾根周りの少し下の傾斜のところが狙い目」と、皆に説明する。昨年もこの一帯で収獲があったのだそうな。 その時点でも私はまだ半信半疑だった。ざっと見回すと倒木らしき倒木はない。綺麗な(まるで手入れが行き届いているような)林だ。私からすると、キノコは倒木や切株に生えるもの、という先入観念みたいなものがある。 |
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まもなくmacさんが、細い枯木の根元で最初の“獲物”を見つけた。丸々とした茶色いクリタケのようなキノコを見つけた。この地方では「モタセ」と呼んでいるらしいが、本当の名前(学名)は何と言ったかな・・・? | ||
私は例の“ビギナーズラック”を期待して探し回るが、全然キノコらしいキノコにお目にかかれない。 インクさん・nomoさんはどんどん下のほうに降りていった。私は足の具合がまだ今一で、あまり下ると今度は登りが辛そうなので自ちょうした。 macさんと助手さんは、私のおぼつかない足取りを慮ってか、離れつつも絶えず見える位置にいてくれた。二人とも優しい人だ。 時々私にアドバイスしてくれる。 「どちらかと言うと、落ち葉があまり被っていないような所にある」そうだ。しかし、“キノコ目”の未熟な私にはやはりなかなか見つからない。僅かに小さなクリタケらしきものを見つけたが、小さいのばかり。 そんな時macさんが、「おーい!あったぞ、こっちこっち!」と呼んだ。急ぎ足でそこへ行くと、「ここにあるけどわかる?」と、1m四方くらいの範囲を指差した。 「ン?どこに?・・・なにがあるの?」・・・じっと下から覗き込むように目を集中してやっとわかった。 |
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それは、落ち葉のねずみ色が保護色のようになって、上から見ればまず見過ごしてしまうであろうキノコだった。 「シモフリシメジだよ。」と教えてくれた。一つ見つけたら、その周辺にもある可能性大なので、よーく探すことだそうな。その少し前に、助手さんが「下から見ながら探すといいよ」といっていた意味が、実感としてわかった。 |
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シモフリシメジは、柄(軸)が、僅かに黄色みがかった白い色をしているので、下から覗くと、その上品な下部の様子がはっきり見て取れた。 (ううむ・・・そうか、こんな形か・・・)少しキノコ目が養えた。 その後、いくらかキノコ目が発達したところで、私は自分でも、そのシモフリシメジを見つけた。 |
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(シロタマゴテングタケ)? |
クリタケやシロタマゴテングタケ(猛毒)なども見つけた。 (「これをそっと鍋に入れて闇鍋にしよう」なんて、インクさんが恐ろしい冗談を平気で言っていた。さすがアウトドアヤクザだ。あな恐ろしや・・・) このキノコ採りは、倒木や切株に群生しているのを採るのではないので、なかなか収量は上がらないが、マニアックで奥が深く、はまると面白いかもしれない。 (こんなのもあった、1(クリフウセンタケ?),2(これは何?),3(クロトヤマタケ?)、) |
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およそ2時間ぐらいの探検だったろうか、時々、「オーイ!」と、互いの位置を確認しながら登っていくと、周りの木とは枝振りの違う、ひときわ大きなナラの木があった。どうも見たことがあるような・・・と思ったら、昨年のOFF会で記念写真を撮った所だと、助手さんが教えてくれた。(そうかそうか、そう言えば・・・) | Photo:Joshu |
そこで小休止。やまてつさんがムキタケを見つけたと自慢。彼は十数年ぶりのキノコ狩りだそうだが、ちゃんと熊よけの鈴をぶら下げてたり、こういうキノコを見つけたりと、やはり岐阜県人はキノコ目が肥えているんだなあ、と素直に感心した。要するに私が未熟なだけの話なのだ・・・。 |
Photo:soneta |
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方や、nomoちゃんが何やら誇らしげに手に持って、得意満面にしている。それがホンシメジだというのだ。先ほどのシモフリとは違って、少し色が薄いような感じで、どんな所にどんなふうに生えていたのだろうか。 | ||||
インクさんは、これも珍しく椎茸を見つけてきた。細い枯れ枝にポツンと一つ小型だが、よく見ると椎茸特有の麟片が見られる。私は天然の椎茸というのは初めてお目にかかった。ありがたや、ありがたや・・・。 |
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出発地点よりもだいぶ横へトラバースしたような気がしたが、そのナラの大木から上へ上がると、最初に入山した場所に戻っていた。我ながらいい加減な方向感覚だ(笑)。 そして又、少し車で移動し、道下の林に入った。そこは「キシメジ」があるかもしれないポイントだという。先ほどより傾斜がいくらか急で、やはり下草が少ない、杉林と隣接したナラの木が多い林だった。獲物はなかったようで、30分ほどで皆上がってきた。 そんな感じで、キノコ採り第一ラウンドが終了し、次のお楽しみ、温泉はいずこへ・・・。 いくつかの候補の中で、近くの秋神温泉に先ず行ってみることに。しかし、そこは入浴のみというのが無かったため、結局趣味千山に近い、「明宝温泉」ということに決まった。 |
<明宝温泉で湯治> その明宝温泉は、しかしながらなかなか良いお湯だった。私の好きな“お肌スベスベ系”は笹倉温泉に似ている感じ。いやむしろそれよりも・・・。露天風呂もあってお決まりの記念写真を一枚。結局私が一番最後まで浸かっていたみたいだった。 |
<趣味千山に到着> 明宝温泉からほどなく郡上八幡に入ったところに、今日一宿一飯のお世話になる趣味千山はある。もう暗くなっていたので辺りの様子はわからないが、車道からスイッチバックで車が乗り入れられるようになっている。 このログハウスは、セルフビルドの教室で勉強して自ら作ったものらしいが、林の中に溶け込んでなかなか良い雰囲気だ。 私もいつかは、こんな遊び屋というか隠れ家が欲しい。出来れば忠右ヱ門の山の間伐材を使って、自前で組んでみたいが、macさんみたいに暇と金がない。まあ夢は夢として、楽しみに取っておこう。 |
その母屋のログハウスのテラスで、今日の収穫物の仕分けと下ごしらえに取り掛かる。 この段階での、インクさんのアバウトさを、nomoちゃんのキノコ博学ぶりが補った。 |
インク:「危なそうなやつはみんなよけた?」 soneta:「一番危ないのはインクさんだから、このかごの中に入ってよ。」(一同爆笑) |
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<キノコな晩餐会> ご馳走が目の前にいくつも並べられ、macさんの乾杯の合図で、いよいよ楽しい晩餐会が始まった。 やまてつ氏持参の“じゃんパン”を開ける。 気の合う仲間と、キノコ狩りの楽しさを共有し、それを皆で味わいながら、それぞれの武勇談を肴に飲むお酒は、これ以上もない格別の味だ。 |
◆カンパーイ!! 乾杯ムービー |
私は、持参した忠右ヱ門の椎茸とやまてつさんの椎茸を合わせ、そしてこれも、やまてつさんが持って来てくれたネギと、飛騨のホウ葉味噌を使って、オリジナルのソテーを作った。 我が家でも評判だったが、このキノコグルメ達にも喜んでもらえたようだ。(かなりお世辞が入っているようだけど) この新作、美味い!。 macさんからは、「もう少し甘みを抑えたほうがいいよ」と。ちょっと味醂を入れすぎたかな・・・。 この椎茸ソテーは、スーパーで売ってる小さなやつじゃ面白くなく、ホダ木で大きく(10センチくらい)育てたものの方がボリュームがあって良い。 |
やまてつさんは、手土産を沢山持ってきてくれたが、なかでも一番人気は「あぶらえ」だ。これは、エゴマのぼた餅という感じの、古川町(あるいは飛騨地方?)の郷土料理で、お母さんが作ってくれたそうだ。 これはまさに絶品で、何とも表現しがたい優しい甘さがあり、“おふくろの味”というにふさわしい。 砂糖の加減がね・・・・甘くも無く・・・ エゴマとゴマは物が全然違う 人の話を全然聞いてない・・・ |
それと、macさんが前の日に釣ってきた、ワラサとホウボウをさばいて、刺身にしてくれた。手際の良い包丁さばきは、さすが遊び人。 これも、こくがあってプリプリしてとても美味しく、ほっぺたが落ちた。 ホウボウの刺身食わなくちゃ ホウボウは知られざる高級魚 macさんの受けない駄洒落 |
そしてやはり、メインのキノコ汁は絶品だった。 シモフリシメジは甘みと香りがとてもいいし、ムキタケはプリンとした食感がなんとも美味しかった。初めての味に大感激! 霜が降りる頃に生えるから、シモフリって言う・・・ ホイル焼きは美味いよ |
ホンシメジも ホイル焼きで一口ずつだったけど、初めて食べた。 インク:「これがホンマモンのホンシメジか、美味そう!」 sone:「一人で全部食べちゃダメだよ、インクさん!」 「インクさん、8等分するんだよ・・・」 やはり上品な味は特筆物。もう少しあれば言うことないんだけど・・・ |
ワイワイがやがや、美味しいキノコ汁に舌鼓。 「舌おかしいですよ。」・・「頭がおかしいんだよ」 「sonetaさんおかしいですよ。」・・「おかしい?・・頭?」 まったくこのOFF会は、ほっぺたが幾つあっても足りないのだ。 これから新たに参加したいと思う人は、それなりの覚悟が必要だから、この場を借りて注意を促しておこう。 何たって自分で採った新鮮な天然キノコを、こうして気の合う仲間達と一緒に味わうなんて、本当に嬉しいことだ。 |
<ワイワイ・ガヤガヤのトークショー> | |
「最近nomoちゃんねえ・・・」・・・ 「そんなことないよ」 | 「インクさんの決まり文句なんだっけ?」 「また出ました」 |
「やまてつさん上高地で何が採れた?」 「写真が・・」 | 「それが真実だって事に気付いてない・・・」 |
「南さんはねえ・・・」 (旭川の南さんの噂話その1) | 「南さんのHPは高尚だよ・・」 (旭川の南さんの噂話その2) |
「魚菜さんも別格?・・・」 (魚菜さんの噂話その1) | 「自分に無いものを・・・それが面白い」 |
「魚菜さんは・・・?」・・「うちのカアちゃんと一緒だ・・」 (魚菜さんの噂話その2) |
「来年の岩牡蠣採りにトントンさんを・・」 (トントンさんを引きずり込む計画) |
「犬つながり・・パソ教室つながり」 (奈々子さん・ラベさんの噂話) |
「最初、姫さん達も来る予定じゃ・・」 「2kmだったら自転車の方がいいですよね」 |
「そんな別に、裏切ってる訳じゃ・・・」 (大変だ、温泉班仲間割れか・・・?) |
「グダーってなってどうやって運転するの?」 (何かのついでの温泉じゃなくて、温泉だけに行く、nomo氏) |
<夏の親不知の思い出話> | |
「夏の時、インクさん、最初からボロボロだもんね」 (ムービーFile・あの時は、相当ネコかぶってたよね) |
「nomoちゃん潜ったことある?」 「プールで潜った」 |
自分で汗して作ったり、山を這いつくばって収獲したものを、その日のうちに味わう。これはお金では買えない最高の贅沢だと、私は思っている。 物やお金の豊かさより、こうしたことが出来る、あるいはしようとする、心の豊かさを私は大切にして生きてゆきたい。娘にもそういう父の思いを時々口にしているが、もっと野外活動に連れて歩けばよかったなあ、と今になって反省してみたりする。 |
そういう贅沢を共有できる友達とこうして一堂に会して、ワイワイやれることの幸せが、最高のスパイスとなって、お酒も進み、宴もたけなわとなった頃、macさんが、やおらピアノを弾き始めた。(最初はLet It Be だったかな) それにつられて、nomoちゃん、sonetaさんがギターを奏でる。きのこの幻覚症状か酔っ払いの音楽会か・・・。 |
macさんは、5・6年前から、ピアノを独学ではじめたそうなのだが、それにしてはなかなかのものだ。ビートルズから演歌まで伴奏してくれるので、カラオケよりずっといい。 そしてインクさんの素晴らしい歌声は強烈(?)で、皆をホントに楽しくさせてくれた。 インクさんの熱唱ムービー |
私は「風のように♪」を歌わせて欲しいとリクエストした。以前から私はこの曲が好きで、時々パソコンを開きながら聴いている。(実はいまこの紀行文を書きながらも・・・)。 macワールドに首を突っ込む時には、それなりのムードというものがあった方が良い。この曲はそれにピッタシだ。 作詞・作曲:mac3 「風のように」 |
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このOFF会に参加することになってから、ひそかに練習しておいた。上手い下手は別にして(笑)、作者であるmacさんの伴奏で、しかもこの趣味千山でこの歌を歌えたことは、とても嬉しくて勝手に感動した。 はたして作者本人はどんな感情を抱いただろうか・・・。 |
そろそろ音楽会も佳境となり、恒例の「明日はどうする?ミーティング」の時間。 大白川のブナ原生林は通行止めでダメらしい。有峰や安房峠など、あれやこれや候補が上がるが、私は殆ど地理的にわからない。 sonetaさんは例の如く奥飛騨温泉にひたすら行きたがっている様子だが、ここはやはり、飛騨地方の地元民:やまてつさんの情報に基づいて、そちらに向かうことにした。 |
「温泉だったらねえ・・・新穂高・・」 「なんか、ひたすらあっちの方へ・・」 「あそこも急だから結構・・・ 活二がまた骨折してもまずいし・・・」 「こっち側がブナ林、山一つ・・」 mac3「そっちへ行って見ようか。」 |
行き先が決まれば安心で、おやすみタイム。私はインクさん、nomoさんとロフトに上がって、一階では、やまてつさんがOFF会新入生として、寝入りのsoneta節の生けにえになった(笑)。 |
Next(2日目)へ 〜〜何年ぶりだろうかと思うほど、泥のようにぐっすりと眠った。(山歩きの丁度良い疲れもあって・・・)〜〜 |
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