ソバ畑の様子とイラ菜採り− 2010年5月20日 


山を下りて忠右ヱ門のソバ畑を観察。海に近い田海の畑よりも半月遅れで種を蒔いた畑は、きれいに芽が出揃っていた。
先日時ならぬ霜が降りたときには半分も芽が出ていなかったので、それがかえって助かったのだ。

昨晩の雨が丁度良い水分補給になったようだ。出たばかりの「ソバかいわれ」もピンと立って、元気一杯の様子。
水はけが良い土地を好むとは言っても、適度な水分は植物を元気にする。

石臼も段々と形になってきた。10日前に上臼上段を削って円形を合わせサイドにアンカーボルトを2本打った。
2枚合わせの上臼は30kg近くあり、十分な重さを確保できた。
玄蕎麦から挽く時には、先ずは一枚で(軽くして)早回しにしてざっくりと抜き身と大割れにする。
唐箕などで殻を除外した抜き実を、今度は上臼を2枚重ねにしてゆっくり15回転/分のスピードで挽く。
・・・という目論見なのだけど、果たして・・・。
田海の畑のソバの様子
こちらは4月18日に種を蒔いたもので、丈が15センチくらいになった。
良くみると、成長点に花の蕾らしき粒が付いてきたのがわかる。
雑草が次から次に元気良く生えてくるので、それに負けないように頑張ってもらいたいもんだ。
もう少し背が高くなったら(20センチ以上)土寄せして、雑草の根も切ろう。


最終的にどれくらいの背丈になるか分からないが、この地は風が強いので、倒伏防止の為に土寄せは大切な仕事と見た。


<イラ菜採りに海谷へ>
4日前に海谷入り口にて、イラ菜の若芽を多数確認していたので、今日は大収穫のつもりだったけど、天気が優れない。
雨が強かったら次週に持ち越しとなるところ、運良くあがって明るくなってきた。

昨日から海も山も風がほとんど無く、めずらしく霧が立ちこんでいる。
海谷入り口の御前山部落の杉林の中には、まだこんなに雪が残っているのだ。

この時期までこれだけ残るのは記憶に無いなあ。


この杉林から500mほど奥に、イラ菜群生地があるのを発見したのは去年の初夏のこと。
そこは前回既に訪れ雪が残っていないのを確認済みだ。

こんな感じのミヤマイラクサ若芽が無数に生えている。 瑞々しくて柔らかく、しかも太い。実に美味しそうだ。

山を下り、忠右エ門の畑の山アスパラも半月遅れで美味しそうな若芽をニョッキリと。

今年はお客様用に数本採取しただけで、あとは採らない事にした。もう何年かは養生してもっと大きくなってもらいたいもんだ。
実生苗が沢山あるので、梅雨前に定植しなくちゃ。

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