<4月18日・・・種まき>
昨日までの時ならぬ寒さが和らいで、今日は明るい日差しの畑日和。 今週はようやく春らしい陽気になるらしい。
この日を待っていたのだよ♪。
↑これが今回蒔く「
キタワセソバ」。北海道でよく使われている品種だ。
購入時に品種の表示が無かったのがちょっと残念だったなあ。
本当は食味の良い夏そば品種「なつみ」=北陸3合が欲しかったんだけど、個人では手に入らない様子。来年は何とかして入手しよう。
という訳で、初めて蕎麦の種を蒔いた。
蕎麦といえば普通はお盆(8月中旬)に蒔いて秋収穫なのだが、こういった普通蕎麦とは違い、春蒔きの品種がある。
発芽〜刈り入れまでの長日条件下でも丈が延びにくく、上手く作れば実入りも良い。そんな特性を持っている。
今蒔いて刈り入れは6月の終わり〜7月始めを予定している。本格的な梅雨に入る前に収穫しようという目論見なのだけど果たして・・。
秋蕎麦の方が味も香りも良いのが世間の常識である事は承知しているけど、私の場合秋はキノコで忙しいので蕎麦まで手が回らないのは目に見えている。そんな年間スケジュールを鑑みて、この時期の栽培がベストと判断。
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一週間前に耕しておいた畑に畝をたてる。(とりあえず今日のところは5本。)
この畑は海に近く、元々砂地が多く水捌けが良いので、畝は無くても良いんだけど、大雨が降った時の事を想定して一応ね。
もう少し畝幅を小さくしても良かったかな・・。でも後の土寄せのことを考えると自然にこうなってしまった。
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蕎麦も他の作物と同じように、種が込み合うと1本1本の出来が悪くなる。
大根なんかは、割と沢山蒔いて途中で何度も間引きするんだけど、こと蕎麦に関しては、間引きなんて勿体無い事したくない。
そこで、思い切って3〜4cm間隔で1粒ずつ筋蒔きしてみた。
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この畑で、0.5畝くらいかなあ。それでどのくらいの種が必要なのか未経験なのでさっぱり判らない。
標準的には、2畝で1kgなんだそうだ。
この畑での種まきが終わったら、次は少し時期をずらして釜沢・忠右ヱ門の畑にも蒔く予定だ。そちらが今回の本命畑。
ここの畑は、砂交じりのボクボクな土質なので、イモ類などはとても作りやすいけれど、蕎麦ははたしてどうか、やってみなければ判らない。
この辺りで蕎麦を栽培している人は見かけた事がない。
そもそも蜜を吸いに来るミツバチが少ないので、その辺が一番気にかかるところだ。
4日後の発芽がとても楽しみだ。いや、まだ地温が低いので、もう少し日数がかかるかも。予報では曇り時々雨だ。