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◆猛烈な台風18号が三陸沖に抜けて、「西高東低」の冬型の気圧配置になると、空気が一変した。 それまではなんとなく温かい中途半端な残暑が残っていたので、山のキノコ達もまだ活動が鈍かったけれど、 最低気温がいきなり15℃を下回るようになり、急に秋の深まりを感じて、「さあ、いよいよ本番だ♪」とばかり 元気になってきた。 <クリタケ> この写真のような傘があまり開かないうちが、身がしっかりしていて、調理的にも保存的にも良いですね。 森林公園で去年の春に植菌したクリタケが出始めた。 台風が来る前から確認していたが、やっぱり寒くなってから成長するものは身がしっかりしていて、いかにも美味しそうだ。 この菌は、特に早生物ではないんだけど、原木が新しいうちは総じて早く出る傾向にあるのは、他のキノコも同様。 さすれば、忠右ヱ門の裏山の雑木林でも同じか・・・と思い、そちらも覗いてみると、やっぱりそうだ。 20本くらい伏せてある「クリタケ畑」の中で、今年の春植菌した若い原木から沢山出ていた。 去年・一昨年のはまだ出ていない。 <台風前(7日)の記録>--「ナラタケはナラノ木が大好き」
コナラの切り株にだけ多い尽くすように発生していたけど、同じ場所にあるホウノキやイタヤにはナラタケが付いていない。 「ナラタケ」と言うだけあって、やっぱりコナラやミズナラといった、ナラ類が大好きなんだろう。 先日、趣味千山のmac3氏からいただいた、明宝ハムとクリタケの組み合わせは抜群だった。 クリタケの出汁がハムに浸みて、元々美味しい明宝ハムがなお更美味しくなった。ビールのお供に最高! ◆ウスヒラタケ 森林公園の細い枯れ木にビッシリと白いものが・・・背が届かない・・。 何とかぶら下がって体重をかけているうちに、メリメリと音を立てて根元から枝が折れて収穫できた。 最初はヒラタケかな?と思ったけど、肉厚がさほど無いのと時期的に見て、ウスヒラタケと判断。 傘の表面が薄茶色なので、まだ出初めらしくバッチリのタイミングで収穫できた。 本ヒラタケよりも香りは穏やかだ。 ◆ムキタケ(幼菌) 去年の春植菌した、コナラの立ち枯れのムキタケ。 比較的日当たりが良く風通しも良いところを好むキノコだから、雨が降ってもさほど大きくなっていない。 (3日前に観察したときに比べても、劇的に変わってはいない) あと3日くらいすれば収穫適期となるかな? |
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