<一気にきのこモード・・?> 2009-09-27

◆まだ紅葉も始まらないのに、今年のキノコは早いですなあ。
タモギタケは夏のキノコだからわかるけど、同じ日にナメコが見れるんだから一体どうしちゃったの?って感じだ。


今日の山仕事は、ヒラタケの原木に虫除けネットを張ることがメイン。
そのついでに、クリタケのホダ場の笹を刈って整備したりしながら、キノコ観察。

4日前に確認したナメコの幼菌の成長具合も気になっていた。
この4日の間、雨が全く降らなかったせいか、それほど(驚くほど)大きくはなっていない。
明日はどうやら雨が降りそうなので、そしたら一気に開いてくるだろう。
それにしても今年のナメコは早いなあ。

タモギタケ

マイタケ

ナメコの狂い咲き
2年前に仕込んだ原木のマイタケも小さいのを一株収穫。去年の原木からはまだ音沙汰が無いのは一寸寂ししけど・・。


◆先日燕三条の店で買った鉈(ナタ)の切れ味を確かめたかったのだが、期待にたがわずスパスパと切れるので、仕事がとても楽だった。
効率良い作業ついでに、笹や低木などで密集した雑木林の藪の中に、作業道を整備した。
急斜面に切り開いたこの道によって、クリタケを収穫した後にそのままナメコのホダ場に真っ直ぐ下りて行ける。
10月の半ばごろには、この雑木林でナラタケが沢山採れることを期待して・・。



ハタケシメジの様子も観察。
これくらいになれば収穫OKでしょう。
八王子のお客様からのご注文にお答えするため、こいつを1.5kgくらい収穫しました。
明日は4kgくらい収穫するつもりです。



◆学名:ナラタケのことを、当地では“モタセ”と呼んでいます。
そのモタセも細分化するといろいろな種類があるようで、myフィールドでも大きく分けて2種類確認しています。

毎年、比較的早い時期に発生する、黄色味が強く水分が多い黄色いタイプ(キイロモタセ)、その後ナメコ発生の直前くらいに出る茶色いタイプ。の2つ。
後者はさらに、地面から生えるジモタセ、腐れ木から生えるキモタセ、というように分類されます。

キイロモタセ
今回収穫したのは、早いタイプのキイロモタセでしたが、例年だと10月の10日過ぎに発生するのが、なんと2週間も早く出てしまったのです。先日の寒さがよっぽど刺激になったんでしょうなあ。
湿り気の多い小さな沢沿いに群れを成して生えていました。 1日遅れで発見したので、既に傘が反り返ってしまったッス。

開きすぎて反り返り

こちら禁断のスギヒラタケ

ヌメリスギタケ(幼菌)
 

大木が枯れて
80センチ径もあるコナラの大木が2年前キクイムシに集られてついに枯れてしまった。
それをいいことに、ヌメリスギタケやムキタケを立ち枯れのまま植えてしまった不埒な輩がいる。(私の事・・・汗)

その大木の根元にヌメリスギタケが住み着いて、幼菌が顔を出したのだ。


ソバの花

実家の近くの耕作放棄地で、ソバを栽培している農業法人がある。
お盆頃に蒔いた種から成長しもうこんな可憐な白い花をさかせて目を楽しませてくれています。
農家の高齢化と担い手不足によって、米作りをやらなくなってしまった田んぼに、こうしてソバや豆を植え育てるケースが増えてきました。


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