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ついに私もダッチオーブンを手に入れた。 いろいろ悩んだ末に、初心者用のセットを購入。 ↑ロゴス社の10インチオーブン(脚なし)に、五徳やリッドリフター・ロストルなどがセットになって¥6000-也。 ◆シーズニング作業 鋳鉄製のダッチオーブンは、錆止めのためにワックス処理されているので、それをタワシでこすり落としてから、脂を摺りこんで焼き付けてまた脂を摺りこむことを何回もして、また何度も料理を繰り返していくうちと、表面の凹凸に脂が浸みこんで皮膜が出来真っ黒になり焦げ付きにくくなるのだ。 そんな風になったダッチオーブンの事を「ブラックポット」と呼ぶのだそうな。 <空焼きしてから脂をひく> NHK番組「趣味悠々」の大宮勝男先生の真似をして、牛脂を使って本格的に・・・。 先ずはワックスをタワシでゴシゴシして洗い流す。http://inakanoaji.fc2web.com/2009inaka/DO-arai2009-06-09.jpg 洗剤+クレンザーを使いました。(洗剤類は使わないのが本式らしいけど・・) その後水気を切ってから煙が出るまでヒーティングして、脂を乗せて溶けてきたら火を止め、薄く脂を鍋全体に薄く塗りまわす。 それから脂が乾いたらまた煙が出るまでヒーティング。 この作業を4・5回繰り返すうちに、だんだんと特に底の部分が真っ黒になってきたぞ。 それから、最後に野菜くず(特にネギ系)を炒めながらまた脂を全面に薄く伸ばす。 今回は玉ねぎの葉っぱを使いました。(蓋の内側にも満遍なく) <シーズニングとりあえず完了> 最後はオリーブオイルを薄く塗り伸ばして、今日のところはこの辺で終了です。鍋底は真っ黒になって、いわゆる「ブラックポット」の雰囲気だけど、サイドは熱があまり掛からないためか、黒くなってない。 これから使い込んでいくうちに全体が真っ黒な立派なブラックポットに成長してゆくでしょう。 <さあ、いよいよ調理開始♪> 初めてダッチオーブンを手に入れて、さあ、美味いもんを作って食べるぞ!と意気込んで、シーフードパエリアに挑戦するも、あえなく玉砕しちゃいました。(笑) 何にもトレーニングしないで、いきなりフルマラソンを走ろうとしたが、すぐに脚が攣って、ただの遠足になっちゃったみたいなもんですワ。ハハハ ◆蓋を炭火でプレヒート 鍋本体はバーナーでプレヒートしてそのまま調理するが、蓋は炭熾しのついでにプレヒート。これっていかにもダッチオーブン料理を始めるぞ!ってな感じで、気分がいい。 ワクワクドキドキしながら、自身のテンションが上がってくるの感じる。 炭熾しはもう何度かリハーサルしていたおかげで、今日は着火材なしで簡単に豆炭を熾すことが出来た。要は焚き付けを適量に用意して、充分に火種を作れば、あとは煙突効果で勝手に炭火が成長してくれるのだ。 ◆中:上火でガンガン 「これぞダッチーオーブン料理」って感じの絵でしょ? この技をやってみたかったんだよねえ。私的にはこの時一番気分がハイになってたような・・・(笑)。 その後、いきなり落とし穴に突き落とされようとは、思ってもいなくてウキウキで写真を撮ったのでした。 ◆右:出来た「大焦げ」 見事なまでの真っ黒焦げ焦げご飯。お焦げならぬ「大焦げ」だ。 上蓋を開けた時は、見た目にはすばらしい出来だったのだけれど、鍋の底に近いところは、真っ黒に焦げていた。 この時、慌てないで上の方だけすくい取れば何てことないのに、ダッチに焦げがこびり付いてしまうのを恐れて、直ぐにこそげ落としてしまったから、さあ大変。 イカやホタテなどは今回シーフードミックスを使ったが、しっかり火が通ってしかも中はジューシーで、鶏肉もいい感じで味が浸みていたのに、返す返すも残念でなりません。・・いや、いい勉強になりました。 世の中、そう簡単にはいかないという事ですな。失敗は成功の元という諺は、今の私のためにあるようなもんです。 ★<失敗の原因を考察>★ いろいろ要因はあると思うけど、先ず第一に、下火が強すぎたことだ。 今回の下火=バーナーは、去年購入したユニフレーム製のテーブルトップシングルバーナーUS−Dというやつだ。 背が低くて、重いダッチーオーブンを乗せてもびくともしないがっちりした五徳構造と、抜群の遮熱性と熱反射効果を発揮する直径20cmのステンレス製汁受けを装備したヘビーデューティー・シングルバーナー(メーカーのカタログ説明文を引用)は、予想を超える高性能だったのだ。 そもそも、先に具材を炒めるときに結構な強火だったので、ダッチオーブンは充分過ぎるほど蓄熱していたのだ。 次回は下火のコントロールに心がけよう。 それと、脂が完全に鍋に浸透していないから焦げ付きやすかったというのも、大きな原因の一つだ。 失敗を経験して、ますますやる気になったダッチオーブン料理。 次も頑張るぞ〜! ◆PS: 残った豆炭をそのまま消すのは勿体無いので、それを利用して燻製を作りました。これから使い込んでいくうちに全体が真っ黒な立派なブラックポットに成長してゆくでしょう。そうなると焦げ付きもないし手入れも楽になるんだそうな。http://inakanoaji.fc2web.com/2009inaka/neckun-kamado2009-06-10.jpg 燻製用の煙炊きかまどに残った豆炭を入れてチップを被せば、超簡単燻煙。 インクさんから頂いたイサキの干物の他に、ゆで卵・ウインナー・ホタテ・タコ・鳥ムネ肉も一緒に、ちょっと燻し過ぎだったけど、晩酌の良い肴となりにけり。http://inakanoaji.fc2web.com/2009inaka/isaki-ibsigo2009-06-10.jpg |
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