プロローグ〜〜前置き〜〜 <凝り性で煙焚きかまど> 本編へ戻る

 今年の冬の楽しみに、もう少し本格的な鮭の燻製を作ろうと思っている。

今使っているスモークハウスには、いくつか欠点がある。
 本当に寒い時期にしか冷燻が出来ない
 熱燻をやろうと火を使うと高温になりすぎ、火事の心配が・・・。
 
冷燻については、市販のスモークウッドを使えば熱も上がらずにそこそこうまくいくが、1本500円は私としてはもったいない。

自然の燻煙材が裏山に行けば豊富にある環境の中で、市販のものを使うというのは、我が田舎の味のポリーシーに反すると思い、最近はもっぱら自前でチップを作りそれを使っている。
小学校の周りの桜の折れ枝をもらいたいと、用務員さんにお願いしたら、快い返事を頂いた。本当は山桜が一番いいらしい。(師匠:登さんの話)
うちの山の太い山桜を1本切ろうかなと思っている。

それから、長野でリンゴ園を営んでいる(学生時代からの)スキーの親友が時々リンゴの木屑を送ってくれる。桜とリンゴの混合チップなら、すっきりとした甘みが出せるはず。

これらのチップを有効に使っていい煙を出すためには、今の木造のハウスでは無理があるというもの。師匠は分厚い鉄のでかいのを使っている。前に、何かの本で、焼却炉を利用して煙突で煙を引き込むやり方をしているのを見た覚えがある。それの真似をしてみることにした。

薪ストーブで、燻煙材に火をつけてその煙突で煙を引き込めばいいんじゃないかな・・・などと、あれこれ考えていた。そんなある時、南会津の山小屋というホームページを管理されている、芋久保さんと出会った。彼は、そのHP上で、「バーベキューグリル兼スモーカー」なるもの紹介・自慢している。
それを見て、またまた、これは自分でも真似できる、と思った。しかもレンガ作りで雰囲気がすごくいい。これなら、庭の調度品としての価値は十分ありそうだ。

考えてみると、私の燻製作りは全て真似事ばかりだ。オリジナルなことは何もやっていない。先輩達のやっていることでいいところを盗んで自分なりにアレンジしているだけということ。まあ、いいじゃないか。

桜のチップを作る



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