天然 ヒラタケ 最初のキノコ栽培 に挑戦!
ヒラタケの特徴 納屋編 はこちら
<10月3日>
今日、ヒラタケの植菌済原木(短木)ホダ木が秋山種菌研究所から届いた。(H/P上では2〜3個入り一箱と説明されていたけど、実際に届いたのは6個も入っていた。何と良心的な大サービスで大喜び!)
今度の休みに伏せたいと思う。全体に菌が真っ白にはびこっており、見事なまでのホダ木だ。冬前には食べられるといいなあ・・。
伏せこみの様子を、またレポートしよう。
<10月6日>
雨が降ったり止んだりの天気、ホダ木を伏せ込む作業を行った。雑木林の現場に着いた時には雨はすっかり上がって、暑くもなく寒くもなく丁度いい気温だ。
その現場に着く前に、杉林でミミゴケを収穫。今日は丁度良い出具合だ。結構大きなのがたくさん採れた。近所の人たちが既に採った後かなあ、と予想していたが、ほとんど手は付いていなかった。嬉しい反面、「こんな近くに生えているミミゴケでさえ、採る人もあまりいなくなってしまったのかなあ」という、この村の過疎の現実に、一抹の寂しさを感じてしまったのも事実だ。
雑木林(通称:ヤキヨ)で、先ずは道付けから始まった。低木や笹、下草などを刈り払い、ホダ場としてにらんだ場所までの道程を楽にした。これには、人がこの林に“手を入れて管理している”事を、他人が見たときに判ってもらう為もある。ただし、林道からの入り口の藪は刈らないで目隠しにした。別にせこい意味ではなく、外からは見えない藪の向こうの雑木林の真中に、自分だけが知っている秘密の世界があるみたいな、子供の様な感覚だ。
<10月7日>
昨日、林の中に伏せたヒラタケのホダが心配でたまらなく、またしても様子を見に行った。それから、はっきりと管理者の名前を表示する看板を設置する為もあり・・。
あってはならない事だが、世の中には、山で作っている椎茸やナメコ・あるいは栽培している山菜などを採っていってしまう不心得者がいる。でも昔から農村では、この林は誰それ・この田んぼは彼それなどと、いちいち名前を出したがらない。また、人が手を加えている物なのか、自然の物なのかはっきりしない場合が多い事も事実だ。
けれど、こうして誰が作っているのかをはっきりと表示する事で、「いっぱい出てるから少しくらいなら・・」という気持ちが始めから起きないようにしてあげるという事も、お互いにいやな気持ちにならない為に必要なのかなとも思う。
などと偉そうなことを書いたけど、私の場合は単に自己満足の為に看板を立てただけの話で・・。ついでに、林内とはいえキノコが出てきた時に直射日光を避けるため、枯れ枝と余った藁を使ってきわめて原始的な小屋掛けをした。こういう大雑把な作業は得意中の得意で(笑)・・・
◆即席の小屋掛け完了!
木漏れ日はある程度は柔らかいけど、これからきのこがでてきた時に直接陽に当たらないほうが良いだろうと思い、簡単な日よけをしてあげました。周りに転がっている枯れ枝を使って極めて原始的な小屋掛けです。大雑把で雨がシトシトと漏った方が良いので、こんなんでいいんです。冬になって雪が積もったら、そのまま潰れて、ホダ木が直接雪に当たらないように守ってくれるという、優れもの。(笑)
左から 右から 背面
今回お世話になった(株)秋山種菌研究所さんを紹介します。
(株)秋山種菌研究所
〒400-0042 山梨県甲府市高畑1−5−13
TEL 055-226-2331 FAX 055-226-2332
ホームページ: http://www.mushroom.co.jp メール:info@mushroom.co.jp
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