--ブナの原木伐採-- 

2001.11.24--「やきよ」の雑木林にあるブナの木をキノコ栽培用の原木として伐採しました。
来年の春、菌を植え付けるために、ここで一冬寝かして乾かします。


ここで燻製の師匠、登さんがチェーンソウを持って大活躍。まさに究極の“Do It My グルメ師”の本領発揮です。

--まず一本目--

直径25cmほどのまっすぐ伸びたのを最初に選んだ登さんは、すぐさまエンジンをかけ、迷わず切りだした。高さ15メートルはあろう立派な木だ。

倒したい方向に、先ず切れ目を入れる。

足場が悪いため、立派な腰つき?
--伐採の基本--

山側の方の切れ目は谷川よりも少し下のほうに切れ目を入れる。

こうすると素直に倒れてくれるのだそうな。先人たちの知恵ですね。

チェーンソウのパワフルな音が静かな林の中で鳴り響いた。
--確実に--

倒したい方向を変えて、その方向を確実にするために、こうしてくさび形の溝を切ることが多い。

--この木をお礼に--

この木は私が当初から目をつけていたやつ。このくらいの太さなら、玉切った後、家まで運んでいきたいと言うので、登さんには、これを含めて2〜3本さし上げることにしました。
--雪ノ下でお休み--

こうして春まで寝かせて、生乾きにします。
完全に乾いてもいけないし、水分が残りすぎていると、芽が出てきてしまいます。
そのために今の時期、まだ枝に葉が少し残っているくらいで切るのです。

木がまだ生きている状態では、キノコの菌は活着出来ないんです。

今回、8本のブナの木を伐採しました。かなり太いもの多いので、ほとんどはこの林の中で伏せこみを行うことになるでしょう。
キノコの発生場所としては、最高の立地条件なので、2年後以降が大いに楽しみです。

それにしても、登さんの手際の良さには感心させられました。狙った方向に確実に倒すし、他に木に引っ掛かって倒れなくても
慌てず動ぜず、幹の途中から切ったりして、最終的には狙った所に倒すという技は、只者ではありません。

8本の木を小一時間であっという間に切り倒してしまいました。

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