去年は石臼自作という無謀なチャレンジにワクワクドキドキした一年だった。
そして挽きたての蕎麦の美味しさを体感したことで、さらに欲が出てきた。
12月26日に打った「一九蕎麦」釜沢の休耕田で地元の農業法人「あぐり糸魚川」さんが作ったそば粉で打ってみた。品種は「栃木在来」だそうな。
打ちやすいが香りと腰が今一つかなあ。
去年一年間は、だいたい5日に1回くらいのペース(仕事のサイクルと一緒)で打ってましたが、それでもちょっと間が空くと指先の感覚が違うように感じました。
最近ようやく、粉の質を見極めてからつなぎの量をきめる事が出来るようになりました。
今年は会社の人何人かをそそのかして、そばの作付けを増やしてもっといっぱい食べようという事になり、30kgくらいの玄ソバ収穫を目指す。
刈り入れや脱穀・選別・磨きなどにもかなりの時間と手間を要すのは必至。
秋までに足踏み脱穀機と唐箕を購入しようと思っている。
また製粉能力も上げなければならない。
今の状態では、1kg挽くのに1日くらいかかってしまう。ほとんど2日がかりみたいなもんだ。
大晦日に年越し用のそば粉を挽く。
忠右ヱ門の畑で収穫した常陸秋蕎麦の玄。1kgの玄を挽くのに半日近くかかってしまう。うーむ効率が悪すぎる・・。
そこで考えているのが、もう1台石臼を増やすこと。
先ずは今ある臼の2段重ねを春までに改造し、その後篩い石臼の再生に取り組もうと思っている。
また、最初から電動石臼として作るか、今の1号機を電動化するか・・春までにじっくり考えて設計しよう。