<プロローグ> 

実は私は、子供の頃からこのモゾクが大嫌いだった。元々酢の物が苦手なので、その代表作とも言える「モゾクの酢の物」は全く手が出なかった。それが、結婚して今の家に入り、義父(女房のオヤジ)さんが海で採ってきたモゾクを食べたとたんに大好きになってしまったのだ。
それまで、「モゾク=酢の物」という、私の概念を覆した出来事だった。磯の香りがフワーンと匂い立ち、青々として、ドロドロにヌメり、シャキシャキとした歯ごたえ。その全ての要素が、私を驚愕させた、と言っても過言ではない。

ただ、この“究極の味噌汁”を味わう為には、どうしても採りたての生のモゾクでないといけない。私は義父と一緒に潜り、こんな所に、こんなふうに生えているんだ、というのを教えてもらった。
(義父は、能生の海辺で生まれ育ったので、その辺の事はかなり詳しい)

それから10年ほどして、アウトドア遊びに目覚める年齢(?)になり、最近また採り始めるようになったという訳で、本当のところまだ初心者の域を脱していない。実際昨年などは、似ているけれど違うものを採ってきて、家族に笑われたりもした。

◆<お気楽な写真館にて、モズクの自慢話>

夏のご馳走  山アスパラ活二  2006年7月5日(水) 21:47  HP Mail
今シーズン、初お目見えの「親不知モズク」の味噌汁画像です。
昨日採ったモズクでも、これだけ青々と色が変わるんだから、採ったその場、浜で味噌汁に入れたら、もっと鮮やかな色になることでしょう。
それを思うと、OFF会当日が今から楽しみです。

鮮やかな緑と強烈なヌメリ、シャキシャキの歯触り、そしてフワーンと臭い立つ爽やかな磯の香りが、なんとも言えない幸せを醸し出します。
そんな、季節限定メニューの、親不知モズクの味噌汁でした。

sonetaさん、1kgっていっても、かなりの量ですよ。
当地でも、セリ値¥2000/kgくらいで業者向けに取引され、一般の小売店には、殆ど出回らない貴重品です。糸魚川でも普通の人は、料理屋さんに行かないと食べられないんです。しかもほんの一口だけで何百円もして・・・。
そんな“海底にそよぐ宝石”を、もうじき食べられますぞ。

   soneta  2006年7月6日(木) 22:04
美味しいものをありがとうございます
海藻類はやっぱ酢の物でしょ、三杯酢でズルズルっといただく
浜で一杯やりながら、うう
これを至福といわずなんと呼べばいいんでしょう!!!
入れ物はれいによって浮き輪に目の細かい網袋を括り付ければいいのかなぁ?

◆<田舎の味・掲示板にて>

私達もぶったまげました。 じょしゅ - 2005/07/20(Wed) 23:25 No.2653  

あまりのおいしさに、冷凍するにはしのびず、鮮度の良いうちにと岐阜、羽島、一宮を走り回り、近くの方達にお裾分けしました。気が付いたら腰抜かしてる暇がなかったようで!
初日はおみそしるに、あくる日は三杯酢に…明日はからし酢味噌に挑戦です。シャキシャキした食感が初めての体験で…なんともいえないおいしさでした。

追伸 じょしゅ - 2005/07/20(Wed) 23:37 No.2654  

あわてて、おれいのを言葉が忘れちゃいました。貴重なものを送っていただきありがとうございました。活二さんなら大丈夫とは思いますが、くれぐれも、気をつけて潜ってくださいね!何といってもお味噌汁が最高で、毎日作ってます。

先週の土曜の夜は、急に子供の初ライブに名古屋まで出かけて、帰りは夜中でした。チャットに参加できなくて申し訳ありませんでした。macは感激しきりでした。

私も(^o^)丿 姫ミエ - 2005/07/21(Thu) 22:32 No.2657   HomePage

じょしゅさんが走り回って届けて下さった 一人です♪
んんんんん 歯ごたえがしっかりしていて 美味しかったです〜
自然の物は お初でした。
お薦めの 味噌汁と三杯酢で食べました(^o^)丿

じょしゅさんちの御子息がライブ
やっぱ mac3の血が(^o^)丿
初ライブに感激 お幸せ♪

久々に感動しました 魚菜 - 2005/07/22(Fri) 23:11 No.2660  

いやいや、まいりました。
ゆずぽんでいただきましたよ。
まったくすごい海草でした。
サンキューです。

Re: もずく・・・ ラベ - 2005/07/27(Wed) 16:36 No.2683  

酢味噌で、今夜頂いてみます〜!
めごままのお味噌汁は東京の白かな?それとも名古屋の赤だし?

活二さん、ご無沙汰してました〜。
 ゆっくり拝見しようと思いながら、なかなか足が延ばせず失礼しておりました。
 チャットの連絡も頂き有り難うございました。所用で忙しなく参加できず残念でしたが、宴の後を拝見してきました。
 何と、めごままとミン太はんの独壇場でしたね〜♪
 主のお姿がありませんでしたが・・(笑)

 ↓ミン太はんのお嬢さん発見、ママ似でとっても綺麗〜スタイル抜群でモデルさんにピッタシですね〜☆

先日はじょしゅさんが駆け回ってくださり、我が家にも海の幸が届きました。
 活二さんのご努力とじょしゅさんの優しさをかみしめるのに・・充分な歯応えと磯の香りでした〜!
 全く実際の食感は想像以上・・感激〜!
 半分冷凍しといて後日湯がいても、歯応えはしっかりカリカリ。
 赤だしに最高〜!と思ったら、三杯酢もまた美味しいこと!!
 毎日のように食べてたモズクが物足りなくなってしまい・・どうしましょ。
 最後にもし私のとこにも回るようなら、お願い致しま〜す。
 遅れ馳せながらご馳走様でした〜!

 活二さん、暑さ厳しい折、御身たいせつになさってね。
 

◆<昨年までの見せびらかしTopicks>

<親不知の透明度> 2005/7/21
 <モズクの味噌汁>  2005/7/21
◆ 親不知は砂浜が全くないので、波が静かになるととても綺麗な海です。
崖の上から岩礁がよく見てとれます。
8月になるとさらにこの透明度が上がり、20m、30m先まで見えることも。

この綺麗な海でサザエ・アワビ・牡蠣が豊かに育つのです。
◆ 親不知モズクは、ヌメリの強さとシャキシャキ感で、地元ではかなり珍重されています。採ったばかりのムクのモズクは、何といっても味噌汁が一番。汁の中に入れるとさっと色が変わり真っ青になります。
磯の香りがプーンと匂い立ち、ヌメリが泡立ちます。
<天下の剣・親不知> 2005/7/21
 <採れたてのモズク>  2005/7/21
◆ 昨日今日と海は静かで、この日は水もかなり澄んでいた。親不知モズクの旬は、あともう何日もない。
目標の10kgゲットなるかどうか、このあとの“土用波”次第だ。
谷川の水が海に注ぎ込むところが、狙い目。岸から50m離れた水深3〜4m以上の所に生えている。
◆ モズクはゴツゴツした岩には生えない。水深4m以上にある、ツルンとした丸い大きな石に付いている。
稀に玉砂利のような小さな石にも・・・。

山の岩肌から直接海に流れ込む、谷川の清流に含まれる豊富なミネラルが、美味しいモズクを育てるのです。
 <高級品・親不知モゾク> 2004/7/06
◆ 今年は親不知のモゾクはさっぱり、と聞いていたが、遊びで潜ってみると、結構着いていた。

獲ったときは真っ黒だが、味噌汁に入れると、さっと色が変わり青々とさわやかな色合いになる。
どうですか、この抜群のヌメリ具合。県内では佐渡産をしのぐ、超高級品で数千円/kgの高値で出回っている。

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