8月5日(月)  <親不知・素潜り本番当日>


*撮影は殆ど魚菜さん*
 西風がやや強く、少し沖合いには白波が立っている。
潮の流れも西から東に向けてあるようだ。目標の小岩へは50mくらい西ほどの岸からスタート。
mac3さん、助手さん、一風さん、私と、一斉に海に入る。

 おっと、その前に、断崖下の岸までたどり着くまでのアプローチのことを話さなくては・・・。
この場所は海にせり出した展望台の下にある。その展望台の横に階段があるが、その入り口にはチェーンが張ってあり、無言の警告をしている。それから、この海域でサザエやアワビなどを養殖しているので獲らないこと!という旨の看板が立っていた。(確か去年まではなかったような気がしたが・・・)「すみません、ちょっと遊ぶだけです。お許しを・・・」と、思いながら、そのチェーンを乗り越える。
 かなり急な階段なので、本人曰く・高所恐怖症のmac3さんが悲鳴を上げる。
♪行きはヨイヨイ、帰りはコワイ♪の世界。ここで言う “コワイ”とは「しんどい」という意味だ。帰りは漁の獲物を背負って、このきつい階段を登らなければならない。
標高差50m以上の階段を一気に下ると、一旦堤防に出る。その堤防から、浜へ降りるためには、梯子を降りるか、ロープを伝うか、あるいは少し遠回りして、向こうの堤防の縁を歩かなければならない。

 mac3さんよりも一風さんの彼女・ティピちゃんの方がこういうところは苦手らしく、尻込みしていると、やおらmac3さんが、梯子を降り始めた。高所恐怖症なんてウソだね、全く・・・。子供みたいに嬉しそうな顔して降りてるじゃん。

目指すはあの小岩


展望台


行きはヨイヨイ・・


高所大好き(笑)


荒波に、いざ


収獲by一風雲


収獲by活二


ヒスイby魚菜


至福@mac3


岩牡蠣at水中


清流露天風呂
 *mac3さん、助手さん、一風さん、私と、一斉に海に入る。*
魚菜さんは、指をくわえてティピちゃんとお留守番。彼は、本人曰く「顔に水がかかってもダメ!」と言うくらいの水嫌い。(顔を洗う時はどうすんの?・・・・風呂はカラスより短いらしい・・・)

「このような荒れくれた海に身を投じる一風、活二、mac3、お助手氏には信じられません。私が入れば2秒で土左衛門です。
」と、魚菜さん。--豊穣の日本海(糸魚川オフ会)--)より

 岸から50メートルも行かないところで、一風さん早速岩牡蠣を発見の様子。私はいつの間にかmac3さんと、潮の流れに任せるように目標の小岩に向かう。案の定かなり潮がきつい。一潜りすると10mくらい浮き輪が流されていく。

 小岩の近辺には、水深3〜5mほどの岩礁があり、岩牡蠣が幾重にも層を成してビッシリ着いている・・・のだが・・・。今年は様子が明らかに違う。いつも着いている岩にほとんど牡蠣が見当たらない。潜って見当たるめぼしいものはサザエばかり。
 以前に、漁業権を富山の業者に貸したとか売ったとか、という噂は本となのか?少し潜って水面に上がると浮き輪がとんでもないところまで流されるので、あまり長いこと潜っていられない。
 仕方ないので、サザエを主に収獲。 mac3さん曰く
「型の良いサザエがゴロゴロいるねえ!」
本当はこの辺り禁漁区になっている様なのだが、我々の様な遊びで入るものは少し多めに見てもらって・・・(ウネリが強いので、磯師の方も今日は来ないのをいい事に、勝手に決めつけ・・・どうもスンマセン。)

 潮に流され、体力の消耗が激しい。小岩に上がってしばし小休止。気が付くと、一風&助手の小隊は岸のテトラポットから手を振っている。我々もそれを見て、「そろそろ、潜りながら戻ろうか・・・。」ゆっくり岸に向かうことに。
 
 岸が近づくと次第に水が冷たくなってくる。山から流れ落ちる冷たい真水と、暖かい海水が混ざり合って水がモヤける。
(mac3さんは、この現象を見るのは初めてだったらしく・・・)

岸からほんの10mくらいのところで、大きな丸石についている牡蠣を発見。水深わずか2メートル足らず。水はあまりしょっぱくない。(彼らはその事に気付いただろうか?)
 去年はこんな所ににはほとんど付いていなかったし、いてもまだ小さかった。親不知の牡蠣は異常なほど成長が早いのだ。(親不知の岩牡蠣ページを参照)

 魚菜さんは、海岸でヒスイ探しを楽しんでいたらしい。偶然か日頃の行いが良いのか、はたまた第2子の誕生を祝ってか、幸運にも原石のかけららしき石を発見。私が見るに、純度は低いが、所々ヒスイが見える。その他に茶色い薬石も見つけている。魚菜さんにそのようなセンスがあるとは知らなかった。

 助手さんは何とか自分でも岩牡蠣を獲りたいと再挑戦。その横でmac3さん、泳ぎながら牡蠣を割って、海水温でパクリと口に。その至福の旨さに、笹川流れに続き、またまた気絶したそうな(笑)。
一風さんは、得意の水中カメラで、岸で見守る我らを撮ったり、水中の見事な絵を撮ったり、それぞれ思い思いに楽しんだ様子だった。

 海から上がっての締めくくりは、北アルプスから流れる冷たい川の水で行水だ。塩を洗い流し、火照った身体を冷やすのに丁度良い流れだ。4人してまるで露天風呂のような極楽気分を味わっていた。(魚菜さんだけは、足を浸けただけ・・・笑)
この快感を、今度は是非、o_kirakuさんにも味わって欲しいなあ。

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